![]() | 先にも書きましたが、つい最近まで歯科の治療の一部は強度などの問題から、どうしても金属に頼らざるを得ない現状がありました。 しかし、ジルコニアはじめ多くのセラミックス材料の進化により、現在では金属に頼らない歯科治療が可能になりました。 また、工業界では当たり前のように利用されていたCAD/CAMという技術がここにきて歯科界にEREおいても定着しつつあります。 ただし歯科におけるCAD/CAMの9割以上は歯科技巧所におけるものでしかありません。当院では開業当初より世界最先端でかつ世界最高峰のデンタルクリニックにおけるCAD/CAMテクノロジーを導入しています。 それがドイツのベンツハイムに本社をおくシロナ社のチェアサイドCAD/CAM CERECです。現在では7万件あるといわれてる歯科医院において約1300台ほどの導入があると言われてます。 が、それは2%弱にすぎないのです。 |
当院の院長はこのセレックを前勤務先の西新宿歯科クリニックにて2006年より使用しており、2008年にはドバイにおいて国際トレーナーのライセンスを取得。 また2010年にはセレック発祥の地、スイスチューリッヒ大学にてアドバンスコースを受講し、この数年、セレックやセラミック治療を国内の歯科医師の先生たちに正しく利用してもらうための講演やセミナーを数多く開催しております。 そのため、この分野のセラミック治療において、安心して受診いただける技術と環境を整えております。また、その自信の証としても長期保証をおつけしております。 他の歯科医院でトラブルを繰り返されてきて、セラミックにあきらめをお持ちの方や、これから安心したセレミック治療をお考えの方はぜひ一度当院までご相談ください。 | ![]() |
セレックはスイスのチューリッヒ大学Dr.メルマンとDr.ブランディスティーニにより 1985年に開発されたセラミック修復を目的とした歯科用チェアサイドCAD/CAMです。当時はダイレクトボンディングの材料による重合収縮が問題となっていたため、大きな虫歯に対してセラミックの詰め物を作り、残りの部分をレジン充填するという発想からその開発が始まりました。写真は開発者のお二人とセレックのプロトタイプです。 | ![]() |
![]() | また左の写真は2008年にチューリッヒ大学のセレック教室にある 貴重なセレックの1号機と記念撮影したときの院長です。 その後セレックは現在に至るまで世界の歯科界におけるCAD/CAMの歴史をリードすべく目覚ましい進歩を遂げました。 |
院長自身が初めてセレックを始めた2005年には日本国内においてわずか0.5%程度の普及率でしたが、現在では2.0%以上の普及にまで広がってきています。しかしその価格がかなり高額なものであることや、きちんと使うにはそれなりのトレーニングを要することなどからどこの歯科医院にも普及するような機器ではないのも事実です。これからもセレックをはじめとした歯科用CAD/CAMはまだまだ進化をしていくことが予想されます。 | ![]() |
STEP1. 事前の診査(場合によっては麻酔など) | STEP2. 虫歯を除去しセレックに適した形成を行う | |
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STEP3. セレックにて歯のデータを取り込み CADによるデザインを行う | STEP4. セラミックのブロックを選び ミリングマシーンにてセラミックを削る | |
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STEP5. できたセラミックを削った歯にはめてみる | STEP6. セメントの色などを選び正しく接着し、 最終調整&研磨を行う | |
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